大分出張の振り返り①のつづき~
2日目に伺ったのは、日田市にある「いいちこ日田蒸留所」さん。
日田蒸留所 | 施設紹介 | 三和酒類株式会社 (sanwa-shurui.co.jp)
宇佐市にあるワイナリー「安心院ワイン葡萄酒工房」とは違う佇まい。
大自然の広大な土地にどーんと構える赤レンガがとても素敵でした。
工房の中に入る前から酵母の香りが漂っています。
工房の壁面も酵母であろう白いシミがあり、酵母の力強さを感じました。
工房の中では、巨大なホーロータンクが迎えてくれます。
ワイナリーに続き、こちらもキレイな工房ですね。企業の姿勢を感じます。
麦の磨き度合いで、焼酎にどんな違いがあるのか?展示されていました。
展示もシンプルで分かりやすい。
大きなタンクをジーっと見ているとボコボコと生きた酵母が見える!これには驚きました。
商品ができるまでの背景がわかると、その商品への興味が更に増しますね。
ワインと同じように静かに樽で寝る焼酎の並びを見てワクワクするのは、焼酎好きだからでしょうか。笑
工房の向いにあるお土産屋さんも美しい建物。
建物を見るだけでも価値あるところですね。
ここへ来た目的のひとつ”限定品”もチェックして、お土産を購入!
移動の途中、知人のご実家「雲八幡宮」の前を通る!ということが判明したので、お参りさせていただきました。
とても歴史が古く、天延元年(973年)より祀られている神社。
神楽殿も素晴らしかったです。
雲八幡宮の「かっぱ楽」というお祭りは、中津市指定無形民族文化財なんだそうです。
お社のいたるところに河童様♪
神社を後にし向かった先は、宇佐市にある三和酒類さんの麦畑。
どこまでも続く麦畑には圧巻です。
この土地の歴史は戦争とともにあったことも学べました。
この麦畑は、多くの農家さんの力で成り立っていること。
この麦畑で、焼酎にあった美味しい麦を作るために日々努力していること。
三和酒類という企業と、麦農家さんが一緒になって、お客様のために良いものを作ろうとしていること。
などなど、今回の出張で学んだことは色々ありますが、
一番は、商品やサービスの背景をどのようにお客様へ伝えたら興味を持っていただけるのか?
それも商品によって視点を変えてアプローチしなければならない。
日頃考えていることがハッキリ明確になったと思います。
よい時間をありがとうございました。
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