モリモトの両親は共働きで、忙しい日の夕食は出前やホカ弁、スーパーのお惣菜でした。

昨今、スーパーやコンビニのお弁当お惣菜は充実して美味しいものも多いですが、昔はお腹を満たす為に食べる。という感じだったのを記憶しています。

我が家では、ちゃんとした食器に入った「出前」が一番人気で、温かい食事を求めてしまうのは本能なのか、「鍋焼きうどん」にどハマりしていた幼少期でした。

商店街は近くになく、ましてコンビニという名のお店は夕方に閉店している環境。選びようがありません。

この出前(デリバリー)文化は、コロナ禍にならなかったらここまで普及しなかったのか、、

猛暑の中、デリバリー自転車を見かけては、心の中で「お疲れ様です」とつぶやきつつ、新しい出前文化が始まっていることを感じています。

出前(デリバリー)はお惣菜の宝庫であるデパ地下でも行なっていて、スマホがあれば、何時でも何処でも美味しい食事ができる。

誰もが「探す」「選ぶ」に慣れているし、それが日常なんですよね。

デバイスの進化とともに「食」の在り方が変わってきたのか?

単純に「食」の選択肢が増えたというのか?

変化していく「食」文化の展望が楽しみです。

© 2009 MORIMOTO.Design.Office.※文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

おすすめ記事